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アメリカ自動車コラム
<No.111_031005> 題目:ナビと道路の東西南北
日本では自動で道案内をしてくれるナビの普及率は高いですが、アメリカでは、ナビを付けている車はあまり見かけません。(販売はしているようなのですが。。。) 特にニューヨークは高速道路の分岐が多いので、もっと普及してもいいはずなのですが、私の周りで車に取り付けている人をみたことがなく、逆に前に買った車にはつけてたけど、現在の車には付けなかった、という人もいるくらいなのです。 これも文化の違いか、と思いきや、最近そうではないことがわかってきました。 それは、アメリカの高速道路や交通量の多いには、走っている道路の方角が東西南北で表示されており、自分の現在位置から目的地までの方角がわかれば、ナビを持たなくても自分の走っている向きがだいたい分かるのです。 たとえば、これからI-95とI-87いう高速を使って、北東の方角の家へ行こうとすると、I-95 Northという高速の入口の看板を見たら、そこから高速へ乗り、そして高速の分岐でI-87 Eastという看板の分岐の入口をみたらそちらに乗り換えて、目的の出口で降りて到着、といった具合です。 道を聞かれたとき説明しやすいですし、運転するひとも覚えやすいのです。 日本では、東西南北を考えて運転することはあまりありませんが、アメリカでは東西南北の感覚が運転に大事な役割をするようです。 |