「ニューヨーク・シンドローム」

こんな病気、皆さん聞いたことないと思いますが、これはニューヨークに移り住んだ人は最初、誰でもかかる病気では。。。と思います。

典型的な症状は、誰かに文句を言われる、警察に捕まったり、知らない人の言いがかりなどで大金を支払わされる、といったことが恐怖となり、自分の生活領域から出られなくなるものです。

一種の精神的な病気ですが、私も最初の数ヶ月はかかってたと思います。

特に車を持っている人にとっては深刻な病気です。

ニューヨークでの警察パトロールの多さは、日本の１０倍以上ではないかと思うほどです。３０分以上車で走ると、最低１台パトカーに出会う確率ではないでしょうか？

普通に走れれば問題ないのですが、ニューヨークの車の運転マナーはホント悪く、信号待ちで２秒以上出だしが遅かったり、表示通りの速度で走っていたりすると、すぐ後ろからクラクションを鳴らされます。

このため、「ニューヨークでは後ろの車を気にするな」、という言葉があるくらいです。

よって、表示よりちょっと早く走ったり、一時停止や赤信号を甘く通り過ぎたりすると、忘れた頃に警察に停められたりするのです。。。

そして、この出会いの確率で、パトカーを見て自分が捕まるかも知れない！と思ったら、もう「ニューヨーク・シンドローム」です。