現在、アメリカでニュースを見ると、ほとんど毎日見るのが大統領予備選挙の報道です。

大統領選挙は１１月に行われますが、アメリカは２大政党制なので、現職ブッシュ大統領がいる共和党と、これに対抗する民主党で争われますが、その前に各党の候補を決める党内の選挙が予備選挙です。

予備選挙は州を回ってそこで党内選挙を行い、最終的に数多くの州で票を集めた人が党内の大統領候補となります。

民主党は、最初は４人候補者おり、予備選挙前は元バーモント州知事のハワード・ディーン候補が一番人気でしたが、蓋をあけてみると、選挙演説が過激すぎる、中央行政にあまりなじみがないということから、現在まだ１州も勝ち取ってなく、苦しい状況であります。

逆に、予備選挙が始まって、急に人気が出てきたのが、マサチューセッツ州選出のジョン・ケリー候補。

家柄もケチャップで有名なハインツ家と繋がりがあり、上院議員の経験もあるので、この人なら任せて安心という手堅さからか、2/4現在で５州獲得してトップとなってます。共和党ブッシュ大統領との人気調査でも、ブッシュ大統領が約４３％に対し、ケリー候補は約５１％とまずますです。

このアメリカ大統領選挙、始まったばかりなので、最後までわかりませんが、大統領が変わると、生活や経済活動に、はたまた自動車産業にも直接影響がでることは確かなので、目を離せませんよ。