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日米技術サービス Nichibei Science & Engineering Technical Service From New York / North Carolina / USA |
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アメリカ自動車コラム
<No.168_061010> 題目:ニューヨーク自動車修理術 〜 インナーロッド 交換までの道のり
S社のツーリングワゴンの97年モデルに乗ってますが、最近、低速で走るとハンドルがぶれるので、近くの修理工場に持っていきました。 なぜか、私の住んでいるところ近くのニューヨーク、ブロンクス区には車の修理工場が沢山あり、どこがリーズナブルなところか、いつも迷ってしまいます。 また、修理に持っていく前にどこが悪いのか、予め把握しとかないと、たった1個数百円程度の故障でも十数万円かかった、という話はけっこうあるので、どこを直すのかを見つけるだけでも一苦労です。 今回は車軸が悪いのは明らかなので、どの部品が悪いのかをどうやって見つけるかがキーポイントです。 車軸の場合、車が止まっているときには分からないので、走ってるときの、ガタガタ音の発生場所と、 今回は音でもどの部品が悪いのか、わからなかったので、走っているときに助手席からタイヤを見てもらいました。 すると、右タイヤが回転力を失ったコマのようにふらふら動いているということでした。 これでやっと状況がわかり、次はどのパーツを交換したらいいのか、探しだすステップです。 そこで今回使ったのが、4輪アライメント。 最初に修理屋さんに見てもらったところ、やはり、右側のタイヤを押さえるインナーロッドがぶらぶら状態で、交換しないとアライメントがとれないということ。 タイヤ交換もしたほうがいい、と言われましたが、それだと4万円近く修理費がかかるので、ロッド交換とアライメントのみとしました。 最終的に工賃込みで2万5千円くらい、持っていったその日1時間で修理が済みました。 修理屋さんいわく、タイヤを交換しなかったから、完璧に治せなかった、と言い訳されました。 よく知らない状態で修理工場へ持っていって、前輪車軸を全部交換と言われると、10万円くらいかかるので、今回はまあ、リーズナブルな費用で済んだのかな、と思いました。 |