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アメリカ自動車コラム

<No.179_070422> 題目:季節はずれの雪中ドライブ(カナダ編)

先週はコラムを休むつもりはなかったのですが、カナダ・モントリオールに日曜の午後から出張があり、
コラムを仕上げてから出発と思いきや、何と、フライトがキャンセル。。。

朝起きて、外が大雨だったので、インターネットで調べてみたのですが、自分のフライトがキャンセルとなってました。どうしても月曜日にはモントリオールには行く必要があり、また午前中は飛行機が飛んでいたので、コラムを仕上げる暇もなく、急いで空港まで行きました。。。

空港へ向かう途中も大雨で、あとで聞いた話が、ニューヨークのセントラルパークで大雨記録を更新したとか。

とりあえず、空港に着き、シカゴ周りでもいいから、飛行機にのせてくれないか、と頼んでも、満員でダメとあっさり断られました。いろいろ交渉したところ、夕方5時くらいの便は予約待ちできる、ということで、予約を入れてもらいましたが、結局はその便もキャンセルとなりました。

もうこれは、車で行くしかない!と思い、アパートへ戻り、車で出発。
私の住んでいるニューヨーク市近郊からカナダモントリオールまでは車で6時間くらいと聞いていたので、出発時間が午後5時、到着は夜11時ということで行けるだろう、と思ってました。

急いでいたので、天気予報を見ずに我が4駆のレガシイ号で出発。最初の2時間くらいは大雨でしたが、交通量も多くなく、順調に走ってましたが、モントリオールまでの距離の3分の1くらいにあるオールバニー市を超えるあたりで、ちらほら雪が降ってきたのです。。。

ええっ、4月中旬なのに雪か、と思ってさらに北上してくと、道路に10センチ以上積もっており、しかも猛吹雪。もう夜9時過ぎで、後戻りも出来ないので、覚悟を決めてひたすら北上。このときモントリオールまではまだ200kmあるという表示が目に入りました。

広い道の幹線高速(I−87)でしたが、北上するにつれ、車が少なくなり、遂には自分1台となることに。たまに除雪車とすれ違うのですが、除雪車はのろのろ運転なので、雪深い路肩をぬっての追い越し。びっくりしたのが、走りますね、レガシイは。

200kmも猛吹雪の中、北海道でもウィスコンシン州でも走ったことがなかったですが、今回のレガシイは深い雪道もスリップもせず、中々頼もしい走りをしてくれました。

結局は雪深い山道を無事走破し、カナダ国境まで到着しました。このとき、すでに午前1時でした。
そこからモントリオール市内のホテルに到着したのは午前2時で、ロビーにある暖炉の火をみて、ほっと一息つけました。

暗い雪道を5時間走り、今回は無事ついたから良いものの、途中アクシデントがあれば、助けがきてくれたかどうか、という気候だったので、もう無茶な運転はやめよう。。。と思ったカナダ行きでした。

 

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