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アメリカ自動車コラム
<No.189_070723> 題目:北米クルマの旅 <その2> メイン州・アカディア国立公園編
さて2日目。 ケンバンクポート(Kenbunkport)からメイン州の海岸線沿いの道路を走り、フリーポート市(Freeport)へ。 フリーポートにはLL Beanという、アウトドア用品、衣類などを販売している会社の本社があり、大きなショップもあります。日本ではカタログ販売で有名な会社で、いつもはカタログでしか見ることのできないものが、実際手にとって見れるので、楽しく買い物ができました。 そして、アカディア(Acadia)国立公園の手前にある、海岸沿いの美しい町、カムデン(Camden)というところで一泊し、3日目にアカディア国立公園へ。 このアカディア国立公園、日本でいえば、北海道の知床半島と岩手の三陸海岸をたして2で割ったような感じのところです。 この国立公園は一つの大きな島の中にあり、海岸線、森林、池の調和がとても美しく、数多くのハイキングコースからの、島と海岸線が最高の場所です。 アメリカも広しといえど、海岸線の美しい眺めがある場所は少なく、この国立公園はその一つと言えるでしょう。 自動車での入園料は、一台20ドル(一週間有効)でしたが、今年から、LL Beanがスポンサーになって、 少しでも自動車の排ガス公害から自然を守るためのキャンペーンで、このバスに乗って国立公園を回れば、入園料が不要となります。 ここは2泊3日の滞在で、特に印象に残ったのは、島の東側にある、ビーハイブ山(Beehive)のハイキングコース。サンドビーチという海水浴場から登っていくのですが、これが、断崖絶壁のコースで、高所恐怖症の方には無理なところ。 私も登るまで、どんなコースか知らなかったのですが、崖に鉄の階段が打ち込んであり、まさに足がすくむようなコースでした。 途中、私も足がすくんで、どうしようかと思ったのですが、前に小学生くらいの子供2人をつれたお父さんがいて、恐怖から目をそらすように、子供に絶えず話しかけながら登っていく姿を見て、私もがんばろうと思い、何とか頂上まで登りきりました。 また夜は、国立公園内にあるキャンプ場で、キャンプをしましたが、キャンプをする各サイトが、木で区切られているので、森の中でキャンプをしているような体験ができました。 アカディア国立公園は、また来たいと思う国立公園でした。 |