「人生とは不公平である」という出だしで始まる、一兆円以上の個人資産をもつ金持ちはどの国にいるか、という記事が、今週号のニューズウィーク誌（米国版）にありました。

一番多い国が、アメリカの２８人ですが、次に多いのが、なんとロシアの１８人です。
それ以下、イギリスの１４人、インドの８人、ドイツ、フランス、スウェーデンの４人、イタリア、カナダの２人と続き、総数は９３人となってます。

日本は、もちろんゼロでした。

ここで驚きなのは、ロシアの１８人でしょうか？いまやイギリスを越える長者がいる国になってしまったんですねぇ。また、インドも８人おり、経済力をつけてきたのがわかります。

アメリカでは、トップの金持ちや力のある人が、国民をひっぱていく、という考えがわりと浸透しており、国に必要な存在として認識されてます。

そういう目でこの分布を見ると、アジアに比べ、欧米ロシアは、強力な存在なんだなーと思ってしまいます。

また、汚職や贈収賄の程度は、日本はクリーン度からすると、世界で１７番目で、比較的、汚職が少ない国となってます。しかし、インドやロシアは、悪いほうにランクされ、ロシアは１４３番目となっております。

汚職をはびこらせてまで、長者を作るのがいいとは思いませんが、このままで、日本は世界の先進国を維持していけるのか、このサミットの時期に、少し不安になってしまいます。