アメリカは、金融も自動車産業もボロボロの状態で、経済を立て直すための方策も未だ見えてこない状態ですが、私が良く聞く公共ラジオ放送で、面白い提案がありました。

それは、「グローバル経済より、ローカル文化を！」ということです。

具体的には、市町村単位で、金融や経済を盛り立てよう、といことで、巨大な世界規模の金融機関や販売店よりも、地域の銀行やお店を使って、世界的な破綻にもあまり影響されない、地域作りをしよう、というものです。

これに地方を代表するような文化イベントやお祭りを盛り立てて、住みよい環境が出来ればいいのかなあ、とも思ってしまいます。

最近のアメリカでは、全米トップの銀行に預けたお金を、地方の優良な金融機関へ移す人が増えている、というニュースもありました。

また、電気自動車ならば、街中で使う程度の、速度の遅いものでよければ、大手自動車メーカーでなくても、地方の工場でも作れると思います。アメリカのカリフォルニアでは、ＩＴ技術の流れを汲む、小さな電気自動車メーカーが幾つか出来てます。

この機会に、一度、自分の住んでいる町とローカル文化を見直して、地方中心の経済・文化の発展が出来ないか、考えてみては如何でしょうか？