ゼネラル・モータース(GM)とクライスラーが縮小、再編中で、今ではトヨタ、ホンダといった日本の自動車メーカーが、世界一の生産量を誇ってますが、いったいこの日本の天下はいつまで続くのでしょうか？

ニューズウィーク（英語版）の６月１５日号に、今後の自動車生産量の予測がのってました。
それによると、自動車生産量は、２００８年から２０１０年にかけて、アメリカがぐーんと落ちて６百万台程度、日本も落ちますが、アメリカより高い８００万台程度となってます。

ここでこの予測、あのGMハマーを買収した中国が登場します。中国はぐんぐん右肩上がりで、２０１０年は日本と同じ８００万台レベルですが、２０１３年には、日本をはるかに越えて、１２００万台レベルとなってます。

この記事の予測からだと、日本は２００７年にアメリカの自動車生産量を超えていたので、天下は、来年いっぱいまでの、たった３年間となります。
何とも恐ろしい話ですが、ここ１，２年が、自動車産業、再編の勝負どころ、ということでしょうか。

日本もここで気を緩めると、中国への自動車産業大移動や、日系メーカーの従業員価格での自動車販売、といった、アメリカと同じ道をたどってしまいます。生き残る道はまだ幾つかありますが、いったいどんな道を選択するのでしょかね？