先週、ミシガン州のデトロイト市の近くにある、オウォソー（Owosso）という小さな町へ行った時のこと。

さすがにアメリカ自動車メーカーのお膝元であるせいか、日系メーカーのクルマをあまり見かけませんでしたが、驚いたことに、まだ新しい1.5リッタークラスの米系メーカーの小型車を見かけたことです。
このあたりは、田舎町でもあり、冬には雪も降ることから、ピックアップ・トラックやＳＵＶのような大型の乗用車が人気の町にも、小型車が浸透しつつあることに、社会の変化を感じました。

アメリカも小型車の良さがわかってくれば、効率が良く、実用的な、小型の電気自動車も受け入れやすくなるように感じます。

日本と同様に、アメリカでも、ハイブリッド車や電気自動車向けのバッテリー開発には力を入れており、ニューヨーク州では、雇用確保のため、州が独自にバッテリー開発にお金を出していることです。

最近では、アメリカでも「石油依存の社会から脱却しよう」というスローガンも良く聞くことから、安くて高性能のバッテリーがアメリカでも出回ってくれば、ハイブリッド車よりも、電気自動車のほうが、普及してくる感じがします。
カリフォルニアの新興電気自動車メーカーの動向も気になるところです。

来年の後半には、色々なメーカーの電気自動車が出てくることでしょう。そのときが、電気自動車の人気が、ハイブリッド車の人気を上回る時になるのでしょうか。