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アメリカ自動車コラム

<No.224_090914> 題目:ドイツ高速道路事情 〜 ハノーバー、ベルリン、ドレスデン (1)

8月末から一週間ほど、ドイツに行き、今回はレンタカーを借りて、ドイツの高速道路「アウトバーン」を運転しました。

まずは、ルフトハンザ航空で、ドイツ北部にある「ハノーバー」に入り、メルセデス・ベンツのCクラスを借りることに。エンジンは何とディーゼルで、ナビゲーションは装備しており、受付の人に英語表記にモードを変更してもらいました。

レンタル料金は、保険も入れて1000ユーロを超えるくらいでした。今回は限られた時間の間に、3人一緒の移動となるので、鉄道やタクシーで移動することを考えると、それほど高くはないと思います。

さて、ハノーバーの空港を出て、まずは試乗がてら、アウトバーン352号線を使って、ツェレという、ハノーバーから北へ1時間くらい街へ行きました。
この352号線はアウトバーンの支線といった感じで、片側2車線のそれほど交通量は多くありませんでしたが、それでも速度無制限区間になると、時速160km以上で走る車もありました。このアウトバーン、街中や道路工事などでは、制限速度が設けられており、速度は制限されてますが、それ以外では、速度は無制限で走って良いことになってます。
まずは、おとなしく、外側車線を時速100から140kmくらいで、走らせました。

ツェレには、ナビゲーションの手伝いもあって、迷わず到着し、屋内駐車場へ入れて、散策しました。北ドイツは、第二次世界大戦の時の空爆で、昔の建物はかなり破壊されましたが、このツェレは空爆を逃れて、古い建物が残っており、観光名所となってます。なので、古い建物を見るつもりで行ったのですが、ちょうど、街中でクラシックカー展をやっており、ビンテージ物のベンツやBMW、オペル、ポルシェといった車が陳列されており、建物よりは、そちらに目が行ってしまったかな、という感じです。

そしてハノーバーへ行き、翌日から、北ドイツの大動脈、アウトバーン2号線を走りました。
ハノーバーからベルリンまでの間は片側3車線で、最近、車の速度を検知して、制限速度を調整したり、トラックは外側レーンしか走れない、といった、交通管制をするシステムが導入されたといことです。

そのせいか、割と交通量が多くても、日本みたいな団子渋滞にはならず、スムーズに走れました。また、今回借りたCクラスですが、ディーゼルにもかかわらず、時速160kmくらいは余裕でだすことができ、しかも安定したハンドリングで、安定感のある走りができました。それでも、追い越し車線で走ってると、あっという間に追いつかれて、道を譲らなくてはなりません。この辺の交通マナーは、かなり良く、交通マナー遵守と交通管制システムがかみ合えば、渋滞も防げるんだろうと思いました。

ベルリンとドレスデンの話はまた次回に。

 

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