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アメリカ自動車コラム

<No.244_100418> 題目:ピュア・エレクトリックの時代

今年の後半から来年にかけて、電気自動車が続々と発表されますが、アメリカでは、どんな車が注目されているのでしょうか?

最近、コマーシャルでも放映されているのが、日産の「リーフ」。ベース価格が230万円くらいで、普及価格という感じです。デザインも普通のガソリン車と変わらない感じで、排ガス規制やエコカー優遇などが加速されると、売れていく感じがします。

次は、ゼネラル・モータース(GM)のシボレー・ボルト。すでに昨年のモーターショーにも出品されてましたが、未だ販売モデルの詳細は宣伝されていないようです。いったいどんな車に仕上がっているのでしょうかね。

さて、アメリカでピュア・エレクトリック・カーといえば、テスラ・モータース。
来年発売のモデルSは、一番の注目だと思います。
ロータスのデザインをベースとした、4ドアの流れるような形のクルマで、45分で充電でき、エコカー優遇税制で、ベースモデルは460万円くらいとか。
電気自動車専業メーカーとして会社を興して、ここまでの実用車を作り上げるなんて、やっぱりアメリカ、って感じのクルマです。こんな電気自動車なら欲しいと思う一台でしょうか。

せっかく新しい時代のクルマなのですから、エコカー優遇税制で売るのではなく、何か付加価値をつけたクルマに出来ないものでしょうか。

たとえば、思い切って、ハンドルを取り除いて、ジョイスティックにするとか、運転席のインパネは、モニタにして、飛行機の操縦席みたいなデザインと機能にするとか。また、道路側とも連携して、高速道路や幹線道路を予約制にし、走行パターンや走行経路を、インターネットにアップロードしてから出発する、スケジュール機能をつけて、渋滞無しで走れるとか、何か、ガソリン車とは差別化した機能にして欲しいのですがね。

 

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