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アメリカ自動車コラム
<No.25_010413> 題目:貧乏な日本人留学生
ウィスコンシン大学に限らず、アメリカの大学には留学生は多いですが、特にアジア人の占める割合は相当なもの。 ウィスコンシン大学のアジア人の数でトップなのがやはり中国人。次に韓国人ですね。 マディソンには韓国人が数多く住んでおり、その影響もあるのでしょう。 日本人は...というと全学で200人足らずと大学の学生数(4万人)から比べると微々たる割合です。 ですから日本人に偶然会う機会がここでは非常に少ないです。自分もここに来て1ヶ月は日本人と会わなかったですしねぇ〜。 日本人は暖かいカリフォルニアとか有名なボストンとかに行ってしまうのでしょうか?。いいところですよ、ウィスコンシンは。 さて日本は先進国でお金持ちの国というイメージが日本以外のアジアの留学生にはありますが、留学生生活に関しては、いやいや、彼らのほうがいい生活をしているんですよ。 日本で留学...といえば割とお金のかかるものというイメージはありますが、自分を含めた庶民でもせっせと働いて、節約して貯金すれば何とか行けるレベルですよね。 でも、他のアジアの国々の人はそんなレベルではなく、留学は上流階級か特権階級の人しか出来ません。庶民には経済的にも学力的にも無理があります。そしてこれらの階級の人は、日本人の庶民よりかはるかにお金を持ってます。しかもアメリカの移民社会の中でも実力を持ってます。 ですから、アジアの学生がBMWに乗っていたりと、生活にもあまり不自由していないようです。 さて日本人留学生。ビザの関係でバイトも自由できず、高い授業料を払い、日本から持ってきた貯金で何とか生活していくという人がほとんどなので、節約して貧乏生活をしている人が多いですね。しかも大学の宿題が山のように出るので、勉強に追われ遊ぶ暇もなし。ほとんど修行という感じです。 でもこの知的貧乏生活、慣れると以外に楽しいもの。 留学の始めは赤ちゃんのような状態からスタートし、いろいろな困難をお金で解決せずに自分のアイデアとバイタリティで乗り越え、そして卒業していく... 物質的な充足感がもたらす幸福感も良いのですが、精神的な充足感も幸福感の一つであり、これの幸福感を味わえるのが留学生活の良いところだと思っています。 大量消費ではなく、簡素な生活の中に幸せを見出す生活スタイル。 |