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アメリカ自動車コラム

<No.252_100801> 題目:インド vs. アメリカ (前編)

皆様、一ヶ月近くご無沙汰してしまいました。ちょっと早めの夏休みを取って、インドへ行って来ました。インド人の友人が結婚式をするので、来ないかと誘われ、行くことになりました。

インドの結婚式は、一日で終わらず、結婚式に出席するだけで9日間使いました。いやー、長いですよねえ。結婚式の話だけでも、幾つかコラムが書けるほどですが、まず今回は、インドの自動車事情などについてにします。

今回のインドは初めての訪問でした。
ニューヨークから、インドのムンバイ(ボンベイ)まで、コンチネンタル航空の直行便があり、それを使ってインド入りすることに。この飛行機、ニューヨークを出た後、北欧を抜け、ロシア、イラク近く、アフガニスタン上空を通過して、ムンバイに着きました。アメリカの航空会社だからできる飛行ルート、という感じがします。

ムンバイ到着は夜10時で、友人の住まいは、そこから150km離れた、プネという町まで行く事になります。鉄道やバスがありますが、あまり便利ではないので、友人が手配したタクシーで向います。
まずは、入国審査と税関を抜けて、出口へ。出口には、迎えの人だかりがあり、その中に、自分の名前の書いてあるプレートを持った人を探します。5分ほど探して、あったあった、という感じでした。自分の他に3人ほど名前が書いてあり、げげっ、乗り合いタクシーだったの、と思いました。

10分ほどして、全員揃い、では出発。クルマは、フォード・マーキュリーの5人乗りミニバン。トヨタのイノーバが同じタイプのクルマになります。あとで街中を見ると、このタイプのミニバンは人気車で、人も荷物も沢山積めるので、タクシーには良く使われています。

夜11時頃出発して、ムンバイ市内を抜け、高速道路に入ります。
ムンバイからプネまでの高速道路は、インドの中でも最も進んだ(新しい?)高速道路で、スイスイと行くはずですが、夜はトラックが多く走るため、上り坂では、時速40キロくらいの超低速になります。しかも全レーン、タタ自動車製のごついトラックが走っているため、ジグザク走行をして、トラックをかわして走り抜けます。

午前3時ごろ、ようやくプネに到着し、隣の人の携帯電話を借りて、何とか友人宅までタクシーを誘導してもらい、友人に会うことができました。

さて後日、このプネで発見したことが、アメリカとインドは歴史的には兄弟国家だったのでは、ということです。このことは、また次回に。

 

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