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アメリカ自動車コラム

<No.56_020323> 題目:バイリンガル・トライリンガル

語学習得に関する面白い記事があったので、ご紹介したいと思います。

私は未だに英語には苦労しているのですが、日本人の若い学生や子供の語学上達の速さを見ると、ほんとにやきもちを焼いてしまいます。ことばについては、以下のような条件付けを利用すると、上達が早くなるかも知れません。

///条件付け////

ことばは、条件付けである。

僕達はものごころつくころまで、母国語に条件づけられている。

母国語をすでに確立した人が、もうひとつの言葉を学習する事は新しい言葉に「ふたたび条件づけられる」ことにほかならない。そのための最短距離は、4つの技能(聞く、読む、話す、書く)をひとつのテーマにしたがって、同時に同じ分量の刺激を与える。

ついでに、本によると子どもの場合はオトナとは違うらしい。

「子どもはある言葉を、それを話す人物と同一視する」

つまり、Aさんが関西弁を話し、Bさんが東北弁を話すのを目の当たりにしている子は、Aさんと関西弁、Bさんと東北弁を"同一視"し、Aさんと話すときは関西弁で話し、Bさんとは東北弁、というように「条件づけ」られていくというセオリーだ。

この場合注意することは、同じ人がつねに同じ言葉で話さなくてはならないということ。そうでなくては、こどもはどの言葉に「条件づけ」ていいか混乱してしまう、というのだ。

身近な例だと、田舎から東京に状況した学生が

「ね!方言しゃべってよ〜〜!」と友達にねだられても、
「相手がその地方出身の人じゃないと、しゃべれないよ〜」ということがある。

相手の人が関西出身だと、自然に頭が"切り替わる"のを経験する。
これが、「条件づけ」じゃないかと思う。

 

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