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アメリカ自動車コラム
<No.59_020407> 題目:ミニバンとトラック
さて、最近の車の流行といえばSUVの「ミニバン」。 セダンも使い勝手やスタイルがいいのですが、旅行が好きだったり、子供がいたりする家族にとっては、居住空間の広い「ミニバン」が便利ですよね。チャイルドシートは乗せやすいし、キャンプという名の野宿?もし易いですし。 もちろんアメリカでも、「ミニバン」は大人気です。 アメリカの場合、道路幅が日本に比べても広いことから、女性にも運転し易いため、女性(奥様方)に人気があるとか。アメリカも最近の日本と同様、車の購入時には、旦那より奥様方の意見が強くなってきているということでしょうか。 また定年前後の夫婦にとっては、定年後のアメリカ国内旅行に備えてミニバンを購入することも多いようです。 知り合いの定年夫婦の場合、最低、年1〜2回は1ヶ月近くの北米自動車旅行に出かけています。去年は知り合いが引っ越したというので、様子を見にフロリダまで行ってきたといってました。旧道の「ルート66」も人気のコースのようです。 ちょっと話が脱線してしまいますが、アメリカ中西部のマディソンからアラスカ・ハイウェイを使ってアラスカのアンカレッジまで、陸路を使うと車で片道70時間くらいだそうです。。。 そんなことも考えると、ミニバンを買って、ちんたら、ちんたら...と自動車旅行をしたくなりますよね。 しかし、ミニバンだけが全盛かというとそうでもなく、アメリカ人男性の根強い人気車種といえば、なんてったって「(ピックアップ)トラック」なのです。 トラックと聞くと荷台付きの商用車を想像しがちですが、アメリカのトラックは、パワフルな男の中の男が乗る車といったイメージでしょうか。日本でコマーシャルを作るならば、小林旭(ちょっと古い?)が出てきて「これが男のくるまだぜー!」といってトラックを運転しているシーンとなるでしょう。 このトラック人気、女性が入り込めない趣味の世界であることも手伝っているようですが、荷台に大きな荷物も沢山乗せられ、ちょっと汚い荷物でも気にすることなく乗せることが出来るのが、荒くれ男に受けるようです。ですから、このトラックに関しては、燃費、騒音、排ガスは2の次で、まずはパワー、サイズが重視されます。逆にエンジン音がうるさいほうが、パワフル感があって受けるようです。 もちろん女性、知識者層のからの受けは最悪ですが。。。 アメリカで夫婦が持つ車を見て、ミニバンを持っていれば奥様重視の家庭、トラックを持っていれば旦那重視の家庭...というパワーバランスが見えるような気がします。。。あっ、それは日本も同じ? |