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アメリカ自動車コラム
<No.72_020716> 題目:ベンツとアンティーク
私の友人で、アンティークの売買で稼いでいる人がいる。 アメリカ中西部は、わりとアンティークの商売が盛んらしく、特に夏場はオークションが毎週のようにあちらこちらで開かれており、彼は現在忙しい様子。 そのかわり冬場はオークションが開かれないので、夏場に稼がないと、キリギリスのようになってしまう。彼も大変。 日本でアンティークというと、一部のお金持ちの趣味というイメージがあるのですが、こちらは、小さい会社の社長や重役、退職者が懐かしんで買うなど、意外と一般的なようです。 中西部の観光地へ行くと、「アンティーク」と書かれたおみやげ物屋も沢山ありますしね。 彼が扱っている物件は1950〜60年代のブリキのおもちゃ(もちろん箱付き)や、コーラの看板、レトロ・デザインなどの懐かしのグッズが主流で、特におもちゃ関係は1万円〜数十万円で取引されるものもあるというから結構驚きですよね。 一度、彼の顧客のおもちゃコレクターの家にお邪魔してコレクションを見せてもらったのですが、すごいすごい。一万点以上のおもちゃをコレクションとして持っていて、しかも、おもちゃ専用のガレージもあるんです。 日本じゃ、おもちゃを買うお金があっても、スペースがないから難しいでしょうかね。 一見、自由業にも見え、月々の収入が心配になる彼なのですが、そんな彼が、つい先日、ベンツのスポーツクーペC180を買ったのです。 このC180、アメリカでも人気があるらしく、納期は3ヶ月待ちだったそうです。乗せてもらったのですが、加速もよく、6個もエアバックが付いていて、安全装備の充実には思わず関心。 価格も、彼は2万8千ドル(330万円くらい)で購入したというので、随分と割安な感じがしました。多分、日本だと400万円くらいすると思うので、国によってベンツも価格が違うのでしょう。 でも、アンティーク商売って、ベンツが買えるほど儲かるのかと思ってしまった、今日この頃でした。 |