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アメリカ自動車コラム
<No.73_020724> 題目:コロラド小旅行
友人の哲学科夫婦の誘いで、コロラドのロッキー山脈国立公園へ10日間ほど旅行へ行くことに。。。 我々は学生なので、やはり安く上げることが必然なので、全行程、もちろん車。 ウィスコンシンのマディソンから、目的地のコロラド・エステスパークへは、夫婦の実家があるミズーリのセントルイス経由で片道2000km(1250マイル)、往復なんと4000km。 余裕で日本縦断が出来る距離なのです。 今回は、途中合流も含めて合計9人。メンバーは夫婦に友人カップルと友人とその7歳の息子、夫婦の妹2人、そして私という、でこぼこチーム。もちろん日本人は私だけ。 まずはマディソン−セントルイス。 マディソン出発組は4人で、クーラーの付いていないマーキュリー(フォード)のセダンを交代で運転し、6時間ほどでセントルイスに到着。哲学科夫婦のご両親の歓迎を受け、一泊し、翌日、夫婦の友人1人と妹2人が合流し、レンタカーを借りてコロラドへ出発しました。。。 レンタカーは、クライスラーのミニバン「タウン&カントリー・リミテッド」。側面・後面ドアは自動で開閉でき、エンジン音も静か。私はクライスラーのデザインは好みで、しかもレンタカーなので、故障を気にすることもなく、大満足。 アメリカ中西部は山がなく平地ばかりで、しかも、セントルイス−コロラド間はほとんど一直線。 こんな道では「オートクルーズ・コントロール」が大活躍なのです。 このオートクルーズ、ご存知の方も多いと思いますが、アクセルを踏まなくても車の速度を一定にコントロールできる装置です。 日本ではカーブが多く、すぐ加減速しなければいけないのであまり使う機会がないのですが、丸一日直線道路を走ることもあるアメリカでは、必需品です。 でもこのオートクルーズ、慣れないと戸惑うこともしばしば。 たとえば、車の追い越し。直線道路では、当然、自分だけではなく周囲の車のほとんどがオートクルーズで走行しているので、前の車と10km/hくらい速度差があると、追い越しも楽なのですが、お互いが僅差の速度で設定されていると、じわじわと近づいてくるといった感じです。 しかも追い越すときは、なんとなく燃費が気になって、オートクルーズのまま抜きたいので、じわじわと追い越すことになります。 しかしながら、追い越そうとしているときや、追い越している途中で、早い速度設定の車が近づいたりしてくることもしばしば。そんな時はしかたなくオートクルーズをOFFにするのですが、このOFFにするタイミングを間違うと、ちょっとヒヤりとしたりします。 また途中、デンバー空港に立ち寄ったのですが、バスが天然ガス車で、意外と効果的だと思いました。日本でも、これから燃料電池自動車などが普及してくると思うのですが、まずは、国立公園や自然のある観光地に導入して市民の理解を得るのも良い方法かと思いました。 |