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アメリカ自動車コラム
<No.87_030125> 題目: 必要な時に電気を作れる自動車
昨年末にホンダとトヨタが相次いで燃料電池自動車を実用化し、公共団体に納入したのは皆さんの記憶にも新しいと思います。 アメリカでもホンダがロサンゼルス市に納入しましたが、アメリカのメジャーな雑誌、たとえば「ザ・ニューヨーカー」といった大衆誌でも現在大々的にこれを宣伝してます。 これらの宣伝から見ると、普通のコンパクトカーで燃料電池車を実用化したホンダのほうが、宣伝上手といった感じがしますが。。。みなさんはどう感じますか? さて燃料電池自動車は、電気自動車と同様、モータ駆動で環境を汚さないというのが売りですが、電気自動車と違うところは"必要な時に電気を作って"モータを回せるという点です。電気自動車は電気を貯めているだけで、電気を作り出すことは出来ないのです。 自動車や電車、飛行機などの輸送機器は動かすために巨大なエネルギーが必要で、必要な時にエネルギーを安全に作る技術が必要不可欠となります。 また、二足歩行ロボットが現在開発されてますが、今後、ロボットにも"必要な時にエネルギーを作る技術"が付加されれば、また使用用途が格段に広がることでしょう。 今後、50年後、100年後と自動車も変化していくと思いますが、自動車などの輸送機器には"必要な時にエネルギーを作り出す技術"が不可欠であることは変わらないと思います。 |