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アメリカ自動車コラム

<No.89_030131> 題目: クルマのフレーム

クルマの箱、すなわち、フレームを作るためには骨組みが必要です。

最近の車は、この骨組みに、軽量化のためアルミが多用されてます。

フレームの強さに関しては、材料が同じとして強度高めるには、材料が応力が回避できる形にするか、材料の厚みを変えるかという2つの選択となります。

最初の応力を回避する形にするためには、各自動車会社が実施している衝突試験とかコンピュータを使って解析するとか、個人的には出来ない手法で、もし、自分で強い"箱"を作りたいのであれば、間違いなく、材料の厚みを増やすことです。

また箱を作るためには、材料を繋ぎ合わせなければいけませんが、金属を使うのであれば、繋ぎ合わせるため溶接しなければなりません。

この溶接がとても大事で、溶接の良し悪しで、この箱の強度が左右されます。

フレームの強度については、自動車で関心が高まったのは、ほんのこの10年くらいですが、

(10年前に衝突評価試験が自動車のカタログに載ってました?) 

実は、自分で車を作ろうとしたとき、自分の命を守るために、最初に考えなければならない項目となります。

 

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